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5年間の賃貸生活を経て、2006年末に新築マンションを購入。目当ての住戸は抽選に外れ、新築の相場が上がり始めたころで、好機を逃したくなかったため営業マンに薦められるまま少し割高な3LDKに決めました。ところが快適なはずの新生活は、思いのほか立地の悪さが苦痛。耐えきれず、立地と価格に優れた中古への買い替えに踏み切りました。 |
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Iさんが買った新築マンションは、都心とは少し離れた駅から徒歩13分。「妥協の範囲内」と判断したものの、仕事が多忙なIさんにとって日々の通勤がツラかった。とはいえ新築への買い替えは予算的に難しく、立地重視で中古を探す。条件は「都心に近く、最寄駅から徒歩10分圏内」。新築では叶えにくい希望も、中古なら選択肢が増え、かくして、銀座へ直結20分、駅から徒歩8分の3LDKを手に入れ、通勤時間は約半分に短縮された。 |
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「今回買ったエリア内で同条件の新築を探すと、とてもじゃないけど手が出ません」とIさん。運良く出会った3LDKの中古マンションは、売主が個人のため消費税なしの2,790万円。表示価格2,980万円から値引きしてもらえたのも、価格交渉しやすい中古ならでは。もとの住まいが3,200万円で売れ、差額分をリフォーム代にあてられた。ローン借入も新築時より抑えられ、月々の負担は管理費込み12万円から9.8万円に大幅ダウン! |
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最近は新築でもメニュープランなどがあるものの、大胆に間取りを変えるなら中古が断然有利。Iさんも「どうせなら気に入ったものにしたかった。手作り感を出せるのもいい」と、迷わずリフォームを実行する。和室をつぶしてリビングを拡張し、ウォークインクロゼットを新設。キッチンの床はタイルを張り、洗面台は材料の個人輸入で費用を抑えつつヨーロピアンテイストに。築14年の色あせた空間が、見違えるほどモダンに生まれ変わった。 |
新築物件も中古物件も価格はともに下落傾向ですが、中古住宅の成約数は大きく前年を上回っています。立地優先で考えた場合、結果としてすでに住宅が建っているケースも多く、新築物件を購入しようとしていた方が、中古物件に目を向けている傾向にあります。確かに割安感のある中古物件は数多く眠っており、専門家から見てもおトクな物件はたくさんあります。将来的には新築物件の供給数も安定すると思われますが、 やはり、これからは中古の時代なんです! |
不動産コンサルタント 株式会社さくら事務所代表 長嶋 修さん 業界初の個人向け不動産コンサルタント会社「株式会社さくら事務所」の代表取締役社長。「不動産のプロから見た日本経済の活路」など多数執筆。 |